これからどんどん英会話を練習したい。練習して海外旅行に行き、外国人と会話を楽しみたい。でも、外国人の言うことがよくわからないんです。英語の一部しか聞き取れないんです。こういう悩み、ありませんか。
英会話、特に日常会話ではリスニング力は必要ありません。リスニング力を補うための、コツ、さえ理解していれば十分です。それは、相手がどういうことを言うかを予測することです。
これまで海外20か国、長期滞在も経験しましたが、相手の言うことのすべてが聞き取れずに大変なことになった、ということは一度もありません。
全てを聞き取ろうとしても、どうしてもスピードについていけない、単語の意味が解らない、などの問題があります。でも、会話の中で、次はこういうことを言うだろう、と予測していると大体の意味はわかります。
さあまずは全てを聞き取ろうとせずに、英会話を始めましょう。
日常会話のシーンでは正確に聞き取るリスニング力はいりません
あなたが英語で話したい目的は何でしょうか。
日常会話、外国人とのコミュニケーションが目的なら、リスニング力なんて全く気にする必要がありません。
しかし、会話を成立させるための最低限のリスニングを行うためには2つのコツがあります。
1つ目は、文章の初めを集中して聞くこと。英語では動詞、肯定・否定が初めに来ます。そこを聞き取れば、重要な情報を聞き逃すことはありません。
2つ目は、相手が何を言うかを予測すること。会話の流れでシーンをイメージします。すると大体そのシーン当てはまることを言うはずです。
例えば、昨日温泉に行きました、の次には温泉でのんびりした、お風呂がよかった、旅館の食事が美味しかった、などの話が続きますよね。
特に1つ目のコツは、日本語と語順が全く逆の英語では特に重要になります。ここを抑えるとかなりリスニングが楽になります。
リスニングのコツをおさえよう
では詳しくリスニングのコツについて説明しましょう。
会話を成立させるためのリスニングのコツは2つ。
- 文章のはじめを集中して聞く
- 相手が言うことを予測する
これさえ押さえていれば、何となく相手が言っていることがイメージできます。 きちんと聞き取れなくても、話の流れと文の中に出て来る聞き取れた単語を組み合わせて、「多分こういうことを聞いているんだろうな」、と予測するのです。
「そんな、いい加減な。」、と思うかもしれませんが、これで大丈夫です。あなたがおかしなことを答えていたら、「そうじゃなくて、こう言ったんだよ」と言い直してくれるはずです。
この程度で、日常会はほぼ大丈夫です。
文章のはじめを集中して聞く
英語のリスニングで日本人が一番難しいのは、日本語と英語の語順が全く違うことです。
日本語は重要な情報が一番最後に来ます。それに対して英語では重要な情報が一番初めに来ます。
- 私は学校に行きます。 ⇔ I go to school.
- 私は学校に行きません。 ⇔ I don’t go to school.
- 私は学校に行った。 ⇔ I went to school.
- 私は学校に行くでしょう。 ⇔ I will go to school.
英語ではいずれも私のすぐ後に、現在、過去、未来、否定の情報が入っていますし、私の次に動詞が来ます。
I go, swim, come, want, buy, sell, fish, run, drive, eat, make, cook, etc.
話しの流れから、動詞が聞き取れたらそれに続く大体の内容は想像できることが多いのではないでしょうか。
実は、私たち日本人は知らず知らずのうちに文の一番最後を注意深く聞くクセがついてしまっています。これがリスニングを難しくしているのです。
まずは、相手の話しの始めに集中しましょう。すると、細かい内容はわからなくても、何となくわかるようになってきます。
相手が言うことを予測する
I went to the mountain. And I got ○○.
あなたなら○○は何だと想像しますか。木の実、果物、タケノコ、小鳥、山菜。いろいろありますね。でも山の話で、手に入れられるものは会話の流れの中でなんとなくイメージしているはずです。
ここで、テレビ、とか言われると、えっ?となりませんか。てれびってどんな木の実だ? あけびの間違い? なんてことになりませんか。
つまり、私たちは日本語でも次に話される内容を予測しながら会話をしているのです。日本語なら、聞き取れる情報が圧倒的に多いのであまり不自由はありませんが、英語なら別です。
次の内容を予測しながら会話をすることがとても重要になります。言い換えると、次の内容を予想していれば、かなりの部分を理解できるということなのです。
リスニングでは相手が何を言っているのか予測することが大切です
リスニングで一番大切なコツは次の2つです。
- 文の頭をしっかりと聞く
- 会話の流れから相手が言うであろうことをイメージでとらえる
そうして、話の中でいくつか聞き取れた単語を組み合わせて、相手が言ったことを推測する、という流れになります。
一言一句聞き取って、頭の中で日本語に訳して意味を理解して、というやり方はしない方が会話を楽しめます。
全てを聞き取ることは、特に英会話初心者には不可能です。頑張ることはいいことなのですが、ここでお伝えしているコツは実際のリスニング上達に役立つ方法です。是非実践して下さい。
相手の言ったことを推測するリスニング練習をしよう
リスニングのコツは分かった。でもなかなか、実際の会話の場面で出来るかどうか自信がない。
多くの人はこう思うでしょう。単にリスニングのコツをつかむだけなら、多くの音声教材やYouTubeでリスニングの練習をすることは出来ます。が、会話の流れの中でそれが出来なければ、テンポよく会話を楽しめません。
そこで、実戦練習としておすすめなのがオンライン英会話です。やはり会話の場面での実践練習を積むことで、相手の言ったことを推測する力が格段に向上します。
やはり実際の会話では人間が話の流れで話したいことを話してきます。ここが音声教材と違い、より効果的な実践練習ができる理由です。
ここで、さっぱり意味が解らん、という場合も安心して下い。
Pardon とか Sorry とか I don’t understandとか言えば相手は簡単な表現で言い直してくれます。
オンライン英会話はたくさんありますが、初心者におすすめなの1つがkimini英会話。
通常10日間の無料体験がでますし、嫌ならすぐにやめるれるため失敗がありません。
また、キャンペーンも多く、初月が約1,000円で受講出来たり、無料体験が30日間に延長されたりと、初めての人でもハードルが低いのが魅力です。
気になる方は、こちらの記事も参考にして下さい。 →→→ kimini英会話の料金はどう?4つの料金プランや選べるコースなどを詳しく解説!
まとめ リスニングにはコツがあります
英会話を楽しむためには相手が言ったことがわからないと会話が出来ません。その場合、リスニングのコツさえつかめば、初心者の人でもかなり相手の言ったことが理解できるようになります。
- 文の頭をしっかりと聞く
- 会話の流れから相手が言うであろうことをイメージでとらえる
後は、これまでの流れと、文の中で出てきた単語を組み合わせて相手が言ったことを推測する。
全てを聞き取るのではなく、ここで紹介したコツを使って気軽に外国人とのコミュニケーションを楽しみましょう。
さあ、勇気をだして、英会話の第一歩を踏み出しましょう。 オンライン英会話を考えている方はこちらの記事も参考になればと思います。

こちらの記事も参考にしてください。



コメント