六甲山縦走ルートの西の端の登山道に、JR塩屋駅(山陽電車塩屋駅もほぼ同じ場所)の北側より入ることができます。塩屋駅の南側の海岸沿いルートはランナーが多いのですが、こちらは登山客、ハイカーが主流となります。
標高は旗振山252m、鉢伏山246mとそんなに高くありません。ですから、海岸沿いコースと併せて、ランニングのトレーニングコースとすることができます。須磨浦山上遊園までは難所もなく、比較的軽装でも大丈夫です。もちろん、ランニングの服装で大丈夫です。
塩屋駅方面からは2つの登山口があります。今回はその登山口への行き方をご紹介します。
西向地蔵方面 登山口
JR塩屋駅北側を出て、東側へ向かうルートです。多くの登山客がこのルートを辿ると思います。一度行けば単純なのですが、初めての場合は少し戸惑うかもしれません。このページを見ておけば、迷うことはないと思います。

塩屋駅を出て、まずは東(右)を目指します。高架下に少しだけ店がありますが、人通りもまばらです。

三差路を左に行きます。

次の分かれ道を右に行きます。この辺り、かつての洋館の名残を感じさせるたたずまいがあります。

道がだんだん狭くなってきます。

正面の階段を目指します。

階段を上がると左手に西向地蔵があります。

そこから進むと階段が出現します。みぎの階段が登山道入り口です。ここは少々急ですが、ここを登ってしまえば、あとは比較的登りやすいと思います。

神戸少年の町方面 登山口
JR塩屋駅から少し北に行った先から登るルートです。

まずは駅前のコンビニのある通りを抜けていきます。昔ながらのお店がいくつもあり、なんだか懐かしい気分になります。

三差路は右に行きます。この辺り、少々間違えても、北を目指せば地点⑨や⑩に到達できますので、安心してください。

ミニコープの向かいのアンパンマンのお店を右に出ます。

橋が出てきます(手前側)ので、橋を渡らずに右に行きます。右毘沙門の石柱を見ながら行きます。

右毘沙門の案内に従います。

分かれ道の左側(谷側)には「六甲全山縦走路」の気を付けなければ見つけられないプレートが、ひっそりと張り付けてあります。


左手の狭い上り坂に入ります。

源平合戦戦没者供養塔の案内が出ます。毘沙門の案内石柱は、ここに誘うためのものです。

左手に神戸少年の町が見えます。


地点⑯からも登山ルートに入ることができます。塩屋駅方面から来た人が通ることはないと思います。北に広がる住宅地の方から来た人はご利用いただければと思います。神戸少年の町を通らず、地点⑯に行くには、かなりの大回りになります。

左側が地点⑯、手前が神戸少年の町の合流点です。ここを右手山の方へ進みます。

ひたすら上を目指すと道しるべが登場。先に紹介した西向地蔵からの登山ルートとの合流点になります。山頂を目指すには旗振山方面へ向かいます。

まとめ
今回はJR塩屋駅を起点に登山口、登山ルートを紹介しました。難しくないコースですので、幼稚園児でも登ることができます。ハイキングに使われてもいいですし、トレイルランやアップダウンの練習コースにされてもいいかと思います。

海岸沿いのコースと組み合わせると、より効果的な練習メニューが組めるのではないでしょうか。
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